2012年1月4日水曜日

デッサン・課題⑦女の足


2011.1.2
先生より「調子と線を同時に進めながら修正していくこと」
線をきっちり決めてから調子をつけてきたけれど、実体を捉えるには境界線1本
とゆう考え方ではなく、線の集合=実体であるわけで・・・と考えていくと、モノの
全て、例えばペン1本、虫1匹が何かの集合体であることが不思議に思えてくる。


2011.1.3
・いつもと違う位置で描いた。照明で明暗が変わるがスタッフM君曰く“照明が真逆の位置で
  反転させて考えて描くことも勉強になる“とのこと。なるへそ。
調子も線も大きく捉えることを意識。習慣になるように意識すること。


2011.1.4
・正月3日連続で描くと手が、前日の出来、不出来を覚えててすんなりと進む気がする。
 何事もそうだけど。
女性の足なので丸みを意識してみる。
 先生より「布の濃さをもっと決めること。かかとがもっと捻ってるはず。石膏部分あまり黒くならないように」
・台の短辺のパースがおかしい。


2011.1.7
先生より「かかとと足首切断面の角度と捻りに注意。足首とくるぶしまでの距離をよく見ること。
中間のグラデーションなど随分良くなった」嬉しい!
台座の短辺パースおかしいけど、ここまで描くとどこをどう直したらいいかよくわからず。
土踏まずと甲の角度がきつすぎる。
 足首前方もっと濃くしたいけど黒くなりそうなので控えめにしてる。もしくは背景をもっと
濃くして白さをだすか。


2011.1.11
今回も違う位置で。
指の関節を近くで観察するとかなり丸みがある
 背景と布を1トーン暗くした。


2011.1.17
・台座があいまい。
背景と甲の境界があいまい。
足首の左側もっと暗くしてよい。




2011.1.21
かかとと足首の回りこみ、台座の明暗にメリハリをつける、背景とのバランスを全体的に締めて完成!思ったより早く完成した。グラデーションに慣れてきた気がする。
台座、先生の少しのアドバイスでだいぶ締まった。面によってはっきり明暗差をださなければならないのだけれど、2面同じ調子になってしまったりすることがある。まだ照明に惑わされるなぁ。
この惑いを抜けるのにはまだ時間がかかりそう。



総評
「男の足」に続いて動きのある「女の足」に取り組んだ。前作の硬さがとれて、画面に伸び伸びとした感じが出て来た。石膏の白さを意識した、微妙な調子の違いが表現され立体感・実存感もある。台座の傾きや足の傾斜に少し難点が残る。